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リビング学習について
子どもが家で学習する際、子ども部屋ではなく家族が集まるリビングを使う家庭が増えているという話を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。「東大生は約半数が、子供の頃リビングで勉強していた」などの話が教育雑誌やメディアで紹介されたこともあり、積極的にリビング学習を取り入れている家庭も多くなったようです。今回はリビング学習に関するメリットと、デメリットをまとめてみました。
リビング学習のメリット
- 子供の姿勢のチェックが常にできる。(視力低下の予防・鉛筆の持ち方)
- 子供の質問にすぐ対応する事ができる。子供が分からない事を放置しないようになる。
- 集中力が切れた時に、声かけやすい。
- 家族がそばにいるので、安心して勉強できる。
- 家族の会話する機会が増える。(コミュニケーション力が育つ)
- 勉強の進み具合が把握できる。
- 学校の授業内容が把握できる。
- 宿題の丸つけをその場ですぐに対応できる。
- 上記の他、適度な雑音の中で勉強すると集中力が鍛えられるという説もあります。
リビング学習のデメリット
- 子どもの勉強中にテレビ等をつけられない。
- テーブルの上(周り)が鉛筆やペン、消しゴムカスで汚れる。
- 勉強した後、本や文具が放置される。(テーブルの上が子どもの荷物置きになる)
- 突然の来客があった場合、片付けなど慌てる。
以上のようなデメリットの声もある様です。
良い事いっぱいのリビング学習、デメリットが解決できれば子供にとっても親にとってもさらに良い学習環境になるのではないでしょうか。そこで次に、さらに良くなる為の工夫を考えてみましょう。
リビング学習デメリットの解決法
- テレビをつけられない問題点についてはポジティブに考えましょう。一日の中でテレビをつけない時間を子供と向き合う時間として楽しんでみてはいかがでしょうか。
- テーブルの上や周りが汚れてしまうことは、「お片づけを教えるチャンス」と考えましょう。(※子供にお片づけを教える方法)
- テーブルの上が荷物置きになる理由の一つに、整理整頓する環境が整っていない場合があげられます。お子さんの持ち物に「特等席」を作ってあげましょう。ランドセル、教科書、文具類など収める場所を決めてあげ、自分の持ち物を自分で管理することで、持ち物に対する責任感も養われます。突然の来客があっても、迷うことなく片付けることが出来ます。①置き場所が決まる→②整理整頓が出来る→③持ち物の紛失を防ぐ、ちょっとした工夫で一石二鳥ですね♪
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